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ドエレーcool!

やぶのそばつゆ

今日は美味しんぼネタを

単行本2巻第3話「そばツユの深み」より



手打ちそばの屋台を営業する花川勇作(27)
「日本そばの屋台って面白いわね」「後学のためだ。覗いてみよう」山岡と栗田はその屋台に。
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「そばは自分で打ったのかい」
「100%そば粉だけだよ。そばってヤツは強い火力で大量の湯でゆでなきゃうまくないんだ。ゆでたそばは水洗いが大切」花川は張り切ってそばを作る。

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しかし、巡回中の警官が表れる。
「おたく、新顔だね。最近、銀座は無許可の屋台が多くてね。許可証を見せてください」
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「そ、それが・・今申請中で・・・」そこへ中松警部が。(中松初登場の回です)
「そば屋。もりを一つ作ってみろ。うまかったら許可証は何とかしてやるぜ」中松はそばを食う。
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やっぱり山岡と同じ事を言われる。

「だが手打ちそばの屋台を出そうという心意気が気に入った。一ヶ月の猶予をやる。その間にツユの研究をしろ。その時、旨く出来ていたら許可証を渡してやる」

しかし所詮素人の花川一人では旨いツユはできない。
「誰かに教わればいいじゃない」と栗田は言うが、花川の自尊心がそれを許さなかった。



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そこで山岡は一芝居打ち、花川を雷門の「藪」という東京一のそば屋に連れていく。
そこでのツユの作り方は花川には考えもつかない程、複雑だった・・・

というお話があったのですが。


昨日、近所のスーパーに「旨いもんはねぇがぁ~」と出かけた所、


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その「藪そば」の蕎麦ツユが売ってました!
(作中の店は雷門の「並木藪」、
このツユは、同じ藪蕎麦御三家の「神田藪」から暖簾分けされた「上野藪」のものです)
ま、ルーツは同じ店だから・・・そういうことにしておきましょうや。(・ω・)

早速買って、蕎麦を茹でて食ってみる。



ズ・・ズズー















うわ、しょっぺえ!

しょっぺーなオイ!!
これストレートだよな?希釈するツユじゃないよな・・・?

なんという辛口。

いや、決してまずくはないんですよ。
がっつりダシも効いてるし。

でもね、口に入れた時にまず強烈にしょっぱい。
ダシとか、風味とかわからなくなるくらいに。

しょっぱさが消えてくる頃に味が出てくるというか・・。

実際、「藪」の蕎麦ツユは辛口で有名で、ソバっ食いは蕎麦の先にしかツユをつけないそうです

天然水で希釈して使おうっと・・(;^ω^)

by doere-cool | 2007-07-29 23:10 | ドエレーNOTE
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